性病検査キットについて

郵送型性病検査キットとは?使い方から失敗しない買い方まで徹底解説!

誰にも知られずに自分の好きな場所で性病を気軽に検査することができる性病検査キット

とても便利なので使ってるひとはたくさんいますが、初めて使うひとには分からないことだらけですよね。

極めてデリケートな問題なので、家族や友達などと性病検査キットについて話すことも基本的にはないと思います。

今では性病検査キットに詳しい私でも、いまだにプライベートで性病検査キットについて話すことはありません。

昔は今のように情報も少なく、何も知らないままたくさん失敗をして困った経験があります。

不安や先入観から勘違いしている部分もありました。

そこでここでは私のような失敗をするひとが一人でも減ることを願い、

はじめてのひとに向けて、性病検査キットの基礎的な知識について解説していきます。

少しでもみなさんの不安を取り除く手助けになれれば幸いです。

 

性病検査キットには2種類ある

はじめに知っておくべき知識として、性病検査キットには2つの種類(タイプ)があるということです。

性病検査キットの種類

  • 郵送型性病検査キット
  • 自己検査型性病検査キット

そして一般的に日本国内で性病検査キットと言うと郵送型を指します。

なぜなら、日本では郵送型の性病検査キットしか販売の許可がされていないからです。

理由は、この2タイプの検査精度の違いにあります。

 

性病検査キットの検査精度ついて

性病検査キットが日本国内で行政の許可のもと、一般販売されたのはここ20年以内の話しです。

それも郵送型の性病検査キットのみで、自己検査型の性病検査キットは今(2021年時点)も国の法律で販売の許可がされていません。

それは、郵送型と自己検査型には圧倒的な検査精度の差があるからです。

郵送型と自己検査型の違いと検査精度

郵送型は日本で販売の許可がされている一方で、自己検査型は販売が許可されていません(海外の一部では購入可)。

それではその理由となる2つの検査の仕方の違いと検査精度の差を見ていきましょう。

つまづきポイント

次に出てくる「検体」と言うのは、検査に必要な「血液」や「尿」のことです。検査したい性病によって「腟分泌液」や「唾液」など必要な検体は異なります。

 

郵送型→  性病検査キットメーカーによる検査

自分で検体を採ったのち、検体を検査キットメーカーに送り、メーカーが検査する

メーカーの説明に「登録衛生検査所による検査」という旨の明記があれば検査精度が高く、安心して検査をすることができます。

逆にこれらの明記がない場合は、あまり信頼性が高い検査とは言い難いケースが多いでしょう。

自己検査型→ その場で自分で判断

自分で検体を採ったのち、その場で分かる妊娠検査薬のように色の変化によって自分で判断する

日本の郵送型と比べると検査精度が低く、中には粗悪な商品もあるため販売が許可されている国でも使用に関して賛否両論があります。

日本在住のひとが購入する場合は個人輸入になり、海外から届くので商品の到着まで10日と書いてあってもそれ以上の日数が必要となるケースも。

また、商品が英語表記であるため英語に不安がある方の取り扱いには注意が必要です。

個人的に自己検査型の性病検査キットはおすすめしません

自己検査型性病検査キットのメリットは、その場で自分が陽性か陰性かの結果が見れるということだけです。

これは一見大きなメリットですが、検査精度が高いとは言えないため、陰性だと思っていても実は性病に感染していて症状が悪化してしまったということも十分に考えられます。

この他のデメリットも

  • 商品の質の判断がし難い
  • 商品到着までの日数がかなりアバウト
  • 英語表記のみなので英語が分からないと使い方が手探りになる

など、健康問題としては深刻なデメリットがあるため、個人的には郵送型の検査キットをおすすめします。

 

郵送型性病検査キットの検査までの流れ

郵送型性病検査キットの使用を検討しても、実際にどんな感じの流れになるか分からないと心配ですよね。

ここでは購入から検査結果の確認までの基本的な流れをご紹介します。

基本的な流れ

  • 性病検査キットを購入する
  • キットで血液や尿などの検体を採る(検査する性病で検体は異なる)
  • 同包されている返信用封筒に検体を入れてポストに投函
  • 検査キットメーカーがそれぞれの方法で検査
  • メールまたは専用サイトで検査結果を確認

 

step
1
性病検査キットを購入する

性病検査キットは、法律で薬局やドラッグストアなどでの市販は許可されていません。

購入はすべて通販になり、それ以外の購入方法はありません。

また、アマゾンや楽天などの大手ネットショップと性病検査キットメーカーの公式サイトではサポート面や品揃えに違いがあります。

公式サイトの方が断然良いので間を挟まず、公式サイトから直接買う方をおすすめします。

自分でどの性病検査キットを買って良いのか判断に困っている方は、精度の高い性病検査キットに絞って特徴 の比較をしたページがあるのでぜひ参考にしてみてください。

精度の高いおすすめの性病検査キット比較はこちら

 

step
2
キットで血液や尿などの検体を採る

手元に届いた検査キットを使い、自分が検査したい性病に必要な検体を採ります。

当サイトで紹介しているメーカーのサイトには商品の画像がありますので購入前にイメージを確認できます。

 

 

step
3
同包されている返信用封筒に検体を入れてポストに投函

採った検体を検査してもらうために返信用の封筒に入れて送り返します。

こちらもサイトにどんなものかのイメージがあります。

また、よくある質問なので先にお答えしておきます。

  • 住所は最初から記入されているので自分で記入は不要
  • 返信用の送料は商品の購入費に含まれている

step
4
検査キットメーカーがそれぞれの方法で検査

性病検査キットメーカーと言ってもたくさんありますが、検査面で信頼できるのは「登録衛生検査所」による検査を実施しているメーカーです。

 

step
5
メールまたは専用サイトで検査結果を確認

各メーカーの検査結果の確認方法は大体2パターンに分かれます。

  • 結果が出たらメールで診断結果を報告してもらうパターン
  • 数日後に専用サイトにログインして診断結果を確認するパターン

これで陰性となっていれば、性病ではなく単なる体調不良やほかに原因があるということになります。

陽性と判断された場合はつぎのようになります。

性病検査キットで陽性と判断された場合にすること

各性病検査キットメーカーは、陽性だった時に治療にかかるための医療機関と提携をしています。

提携している医療機関はメーカーによって異なりますので購入前に公式サイトで自分が通える都合の良い病院やクリニックと提携しているかの確認が必要となります。

通える範囲に提携先がないメーカーのものをすでに購入してしまっている場合は、普通に病院に行って、「性病検査キットを使って陽性と診断された」という旨のことを伝えましょう。

基本的には再度その医療機関で検査をすることになります。

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